こんな症状の方へ・・・

■物忘れ
人は誰しも年齢を重ねる従って物忘れしやすくなるものです。その物忘れが加齢現象として看過できるものなのか、アルツハイマー病に代表される認知症に よるものなのかを正確に診断し、もし認知症と診断されれば、その進行を抑え少しでも改善が見られるように治療していきます。

■脳卒中
頭蓋内の脳血管の急激な異変に伴って生じる神経症状や意識障害を指します。脳卒中はその起こり方によって3つの病態が存在します。 即ち脳の血管が詰まると脳梗塞、脳実質内の血管が切れると脳出血、脳の表面の血管が切れるとくも膜下出血ですが、これらが複雑に組み合わさることもあります。 脳卒中急性期には入院による集中治療が必要になりますので、入院施設への紹介など誠心誠意対応させて頂きます。そして慢性期には再発予防を主体に管理治療を行っていきます。

■頭痛
日本人の約70%以上の人が頭痛を経験すると言われています。頭痛はその原因から大きく二つに分類されます。一次性頭痛と二次性頭痛です。 一次性頭痛は慢性頭痛とも呼ばれ、片頭痛・緊張型頭痛や群発頭痛がこれに属します。これらは頭痛の70%以上を占めますが、いわゆる命にかかわらない頭痛ですので、 頭痛の種類に合わせた頭痛薬で治療します。怖いのはくも膜下出血や脳腫瘍などの頭蓋内病変にもとずく二次性頭痛です。突然の頭痛、今まで経験したことがない頭痛、 頻度と程度が増していく頭痛、発熱や神経症状を伴った頭痛は直ちに専門医を受診しましょう。

■めまい
人は自己と周囲の位置感覚のずれが生じたときに「めまい」を感じます。回転性(真性めまい)のこともあれば浮動性(めまい感)のこともあります。 めまいの原因はその約50%が内耳の末梢前庭障害と言われていますが、約5%は脳血管障害や脳腫瘍が原因で、命にかかわる場合もありますので、平衡 機能検査に加えMRI検査やCT検査、そして神経学的検査が必要となります。

■手足のしびれ
手足のしびれは、脳卒中など中枢性の病変以外にも、脊椎脊髄病変やビタミン不足等による末梢神経炎、腱鞘炎や筋肉による絞約性末梢神経障害など多数 の原因で生じます。これらを正確に診断し治療に結びつけることが必要です。

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